推理小説の部屋

ひとこと書評


山ん中の獅見朋成雄/舞城王太郎 (講談社文庫)

★★★  

祖父・父からの遺伝により背中に鬣が生えた獅見朋成雄。人より少し足が速く、 人より耳の良い成雄は、自分は人間なのだろうかと悩みつつも、山の中を駆けていた。 そんな時、山の中で額にハートの模様をつけた馬と出逢ったことで、成雄の人生は一変する…。

帯に「しゅりんこき…しゅり しゅわりぽちん…しゅ」と書いてあるように、 舞城節とでも言うべき擬音が全面に炸裂しています。 話の方向性が最初はなかなか見えないのですが、 途中からカニバリズムや人が人を殺すこと、といったテーマが見えてきます。 しかしそんなことはお構い無しに成雄は駆けるのであった…。

結構エグい描写も多いのに、常に前向きな成雄のキャラクターのせいか、 なんとなく爽やかに読めてしまう、不思議な味わいの作品でした。

(2007.03.24)


フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人/佐藤友哉 (講談社文庫)

★★★  

メフィスト賞受賞作。全員「壊れている」鏡家の7人兄弟による「鏡家サーガ」、その第一章。

鏡家三男・公彦は、妹・佐奈を自殺に追い込んだ者達への復讐を誓う。 しかしその頃、公彦の幼馴染である明日美は、 既に77人の少女を餌食にした「突き刺しジャック」と視界を共有していた。 2つの全く関係のない事件が交差する時、全ての謎が明かされる…。

主人公含め、まともな登場人物がほとんどいないので、 感情移入はかなり難しいタイプの作品ですが、 色々と狙いはわかります。わかりますが、正直この一作ではまだ判断しかねますね。 今後の「鏡家サーガ」の行く末を見届けたいと思います。

(2007.03.20)


二人道成寺/近藤史恵 (文春文庫)

★★★  

歌舞伎の世界を舞台に繰り広げられるミステリシリーズ。 探偵・今泉文吾と、その友人で女形の小菊はレギュラーのこのシリーズ、 「ねむりねずみ」がシリーズ第一作ということのようですが、 出版社を跨って刊行されているようで、 どうも「ねむりねずみ」と本作の間に何作かあるみたいですね。

梨園の御曹司・芙蓉と、その妻・美咲。 3ヶ月前の火事により、美咲は意識不明の重体のまま眠り続けている。 その3ヶ月前の事件に、疑問を投げかけるものがいた。 果たしてあれは単なる事故だったのか?

小菊視点の「現在」のパートと、芙蓉の番頭である「実」視点の「過去」パートが交互に挟まれている構成。 同じ人物に対してそれぞれの視点からの描写が入るなど、 この構成を最大限活かしてますね。

事件の真相も、最終章に入る時には大体想像はつきましたが、 いかにも女性作家らしい目の付け所だなあ、と思いました。

歌舞伎の世界や内容を知らなくても楽しめるように配慮して書かれているのはさすがですね。

(2007.03.15)


禁じられた楽園/恩田陸 (徳間文庫)

★★★  

幻想ホラー。若き天才美術家・烏山響一。彼に恐怖を感じつつも惹かれずにいられない、 大学生の捷と、芸術家・律子。 響一に招待された巨大な野外美術館で、彼らは幼き頃のトラウマと向き合うことに。 果たして響一が彼らを招待した目的とは何なのか?

恩田陸さんお得意の幻想ホラー。 繰り返し現れる幻想風景の詳細な描写に、 登場人物たちと同じく異空間に取り込まれてしまうような感覚に襲われます。 手首の先のない子供とか、よくこういう場面を思いつくよなあ…。

しかしそこまでの周到な伏線の嵐に比べると、ちょっと最後があっさりし過ぎかなあ、 という感じも受けました。特に和繁が招待された理由とか、香織がどうやってついて来たのかとか、 そこら辺が流されてしまった感じがしたのはちょっと残念。

ただ、この烏山響一は他の短編でも登場するらしいので、楽しみです。

(2007.03.13)


海神(ネプチューン)の晩餐/若竹七海 (光文社文庫)

★★★★ 

1912年、タイタニック号沈没。その際、ある著名作家が自身最後の未発表原稿を空き瓶に入れて海へと放った。
そして20年後、米国へ向かう氷川丸へと乗り込んだ資産家の息子・本山は、 乗り込む直前に旧友から謎の原稿を買わされる。 しかし原稿を読む前に何者かによって原稿は盗まれそうになる。 果たして原稿に隠された秘密とは?さらに幽霊や消えた死体等の続発する怪事件の真相は?

ほとんどが船の上で進行する船上ミステリ。 ロマンスあり、幽霊あり、密室あり、消失する死体あり、作中作あり、 と非常にバラエティ豊かな内容になっております。 それに、実在した人物をうまく絡めていて、色々と勉強にもなりますね。 さらに主人公の高一郎をはじめとして、サラなどの主要登場人物も皆好感度高いので、 かなり読後感は良かったです。最後はほろ苦めですけど。

(2007.03.06)


贈る物語 Terror/宮部みゆき 編 (光文社文庫)

★★★  

アンソロジー「贈る物語」シリーズのホラー編。宮部みゆきさんが編者となってます。

「ホラー」と言っても、非常にバリエーションは豊富で、ミステリっぽいものやらSFまでさまざま。 基本的に「有名作品」かつ「簡単に親本が手に入る作品」を選んだそうで、 一作目が「猿の手」というところから、何となくこのアンソロジーの性格がわかるのではないでしょうか。

中ではやはり2本の中編「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」と「変種第2号」が読み応えありましたね。

しかし結局「贈る物語」シリーズ3冊の内、単行本で買った「Mystery」以外は読んでしまったなあ。 私のような文庫派の人間は、衝動で単行本を買ってはいけない、ということか…。

(2007.02.28)


千年岳の殺人鬼/黒田研二・二階堂黎人 (光文社文庫)

★★★  

黒田研二の二階堂黎人の合作による「Killer X」三部作の第二弾。

奇妙なタイムスリップ現象が噂される千年岳スキー場。 オーストラリアの日本語学校のグループのメンバーがヘリスキーに興じていたが、 ある人物の企みで遭難してしまう。 さらに一行の行く末を記した「未来手帳」が現れ、 その予言通りに一人、また一人と殺されていく。 果たして殺人鬼・キラーXは、一行の中にいるのか?

雪山の山荘、未来予告殺人、シリアルキラー、などなど、本格の要素満載。 どうみても未来を見て予告したとしか思えない手帳の存在を、 どうやって「本格」の枠組みの中で解決していくのかが見所です。 正直、サイコサスペンス的要素は付け足しっぽい感じもしないではないですが (そちらのパートのメイントリックは、第一弾読んでる人にはもうわかっていることですし…)。 ただ、メインパートとアナザーパートとの絡め方はなかなか見事でした (まあ、本格ずれしている読者なら薄々感づくでしょうけど)。

(2007.02.20)


NO.6 #2/あさのあつこ (講談社文庫)

★★★  

近未来SF小説の第2話。#1の感想はこちら

天然の紫苑と、現実主義のネズミ。ことごとく衝突しながらも、 友情を深めていく様子が丹念に描かれています。 紫苑の幼馴染み・沙布が第2の生体サンプルとして捕らえられるような記述もあり、 今後の展開に目が離せませんね。 どうやら単行本では#5まで出ているようですが、それで完結しているんでしょうか?

「おれと、NO.6、どちらを選ぶ?」こんなセリフ、狙ってたらなかなか書けないセリフですけど、 多分作者のあさのさんも天然なんだろうなあ…。

(2007.02.18)


みなとみらいで捕まえて/鯨統一郎

★★★  

横浜を舞台に、半任警部と南登野刑事のコンビが挑む、不可能犯罪。 明丹廷による孔子の言葉をヒントに、事件の謎を解くのだが。

鯨さんお得意のパロディ系脱力ミステリ。 今回は孔子の論語の言葉を引用して、というところが解決に繋がってますが、かなり無理矢理なこじつけという感じが。 それよりも、ダイイング・メッセージに対する異常なまでのこだわりが、見事。 ダイニング・メッセージ、ダイビング・メッセージ、ダイイング・マッサージ、などなど。

しかしボケやツッコミのパターンとか、この人の脱力系ミステリに共通なんですよねー。 どれ読んでも大体同じ。もうちょっとひねりが欲しいなあ、と思わないではないです。

(2007.02.18)


明智小五郎対金田一耕助/芦辺拓 (創元推理文庫)

★★★  

「名探偵博覧会II」と銘打たれた、真説ルパン対ホームズに続くパスティーシュ集第2弾。 表題作を初め、フレンチ警部とフィル博士、ブラウン神父、オリエント急行とそして誰もいなくなったの前日&後日談、 クイーンの作者とゲーデルが競演する「推理小説における不完全性問題」、 等等バリエーションに富んでいて、作者の本格に対する深い愛を感じることができます。

中では、先人の探偵小説自体のメタ秘密に対して大胆な仮説を立て、 それをトリックへと取り込んでしまった「フレンチ警部と雷鳴の城」と、 作者の方のクイーンが出てきてしまってどうなるのか収集がつかないだろうと思っていたら、 最後はしっかりとロジックで解決へと結びつけた「Qの悲劇」が面白かったです。

(2007.02.15)


家守/歌野晶午 (光文社文庫)

★★★☆ 

「家」をテーマとした連作短編集。「家」にまつわる5本の本格ミステリを収録。

「家」というテーマの縛りもありますが、何より各話が二重構造になっているというか、 単独の事件ではなく必ず2つ以上の事件から構成されている、というその凝りように感心させられました。 表の事件が解決した、と思った瞬間に裏に隠されたもう一つの秘密が明らかになる、 と言った具合。 内容も、アリバイトリックあり、密室あり、誘拐あり、ダイイングメッセージあり、 とバリエーションに富んでいて、なかなか楽しめました。

中では「鄙」が、そのアリバイトリックの前代未聞さ(応用は効かないでしょうが)で印象に残りました。

(2007.02.08)


コマ大数学科特別集中講座/ビートたけし×竹内薫 (フジテレビ出版)

関東地方では木曜深夜、「北野タレント名鑑」の枠で放送されている、 数学をテーマとしたバラエティ番組・たけしのコマネチ大学数学科、その公式副読本。

番組見ていても、たけしさんのちょくちょく見せるひらめきとか、数学的センスには驚かされていたのですが、 元々理系一家で(そういやお兄さんも工学部教授でしたっけ)、 数学は昔から得意だったとか。

本の内容というより、番組に関しての感想になってしまいますが、 直感で正解を掘り起こすビートたけし、正攻法で攻めて行く東大美女軍団、 そして誰もが一度は考えながらも普通は無理だと諦めてしまいがちな力技を本当に実践してしまうコマ大、 と三者三様のアプローチが面白いですね。 また、解説の時に明かされる意外な性質を使った解答も面白いです。 数学に少しでも興味がある(あった)人で、まだ見たことない人は、 是非一度見てみてはいかがでしょうか。

(2007.02.08)


八月の降霊会/若竹七海 (角川文庫)

★★★  

富士山麓の山荘に集められた、一見無関係な人物達。 霊媒師の母娘、百貨店の社長、詐欺師の夫婦、女流作家のその年下の秘書、誘拐犯の娘、etc.。 降霊会本番、霊媒師の口から出てきた言葉に、動揺する者たち。 そして翌朝、1人は行方不明に、1人は死体となって発見された…。 果たしてこの降霊会の目的は何なのか?

登場人物が多く、それぞれの視点で丁寧に過去や心情が語られていくため、 特に序盤はちょっとかったるく感じられるかも。 ただ、山荘に全員が集められて、降霊会が始まってからは急展開。 そして第2部の手記に入ってからは、本格小説と幻想小説の間の行き来する眩暈のような感覚に襲われます。

そしてオチは…これは賛否両論分かれそうな決着ですね。

(2007.02.06)


ほたる館物語(2)/あさのあつこ (ピュアフル文庫)

★★★  

女将である祖母に、ほたる館を継げと言われて反発する一子。 一方、ゆうれい君こと柳井君がやたらと一子と雪美の周りに現れるようになり…。

おばあちゃんとお母さんの口喧嘩は面白いですね。 嫁と姑の会話そのものなんですが、嫁側が負けていないところがいいです。

一子の、思いついたことをはっきりと口に出す性格が、 周りとの摩擦を生んでいく、という展開は、 バッテリーにも通じるものがありますね。

(2007.02.04)


笑う怪獣 ミステリ劇場/西澤保彦 (新潮文庫)

★★★  

SF新本格など、独自ルールの世界での本格ミステリを得意とする西澤先生が、 次に選んだのは、特撮の世界だった……!? いい歳してナンパを繰り返すアタル、京介、正太郎の3バカトリオは、 異常ともいえる「遭遇運」に見舞われていた。巨大怪獣、宇宙人、改造人間、etc.。 不可能犯罪と怪獣の組み合わせは、一体何をミステリにもたらすのか?

最初に断っておきますが、かなりギャグ色の高い作品ですので、 いわゆるSF新本格のような「限定世界での本格」を期待すると肩透かしを食らうと思われます。 確かに密室やら、誘拐殺人やら、ミッシングリンクやら、 といった本格のお約束の犯罪は起こりますけど、 決して本格のルールに則って解決したりはしませんので。

そんな中では、見事なまでの伏線の張り方と、完璧なはずだった犯罪計画が、 「怪獣」というあまりにもあまりなファクターによって瓦解してしまったオチの決まり方が見事な 「怪獣は密室に踊る」がやはりオススメでしょうか。

(2007.02.01)


曇斎先生事件帳 殺しはエレキテル/芦辺拓 (光文社文庫)

★★★  

江戸後期の大坂を舞台に、蘭学の大家・曇斎先生を探偵役にした、 捕物帳・本格ミステリ。

現代を舞台にすると既に使い尽くされた感のある科学・物理トリックの類も、 江戸時代に舞台を移せば、まさに「前代未聞」のトリックとなるわけで、 そういう意味では昔を舞台にした本格ミステリというのはうまい目の付け所だと思いました。

ただ、やはりトリックそのものは、どうしても使い古されたものになってしまいがち。 そこは、色々と舞台設定や伏線に工夫を凝らしていましたけど。

この作品のもう一つの見所はキャラクターでしょうか。 探偵役の曇斎先生、ワトソン役の箕四郎、マドンナ役の真知、といったレギュラー陣に加えて、 実在の人物がゲスト出演するところもこの手の歴史モノの面白いところ。 特に箕四郎と真知の恋模様は今のところ全く進展する様子はありませんが、 物語の軸となっていて引き込まれます。シリーズはまだ続くようで、続編が楽しみ。

(2007.01.31)


亡霊(ゴースト)は夜歩く 名探偵夢水清志郎事件ノート/はやみねかおる (講談社文庫)

★★★☆ 

名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズ第2弾。中学生になった三つ子の三姉妹。 それぞれ年に一度の学園祭の準備に追われる日々だったが、 「亡霊」を名乗る者から、虹北学園の4伝説になぞらえた予告状が届く。 果たして「亡霊」の正体と目的は?

文芸部に入った亜衣にも、気になるクラスメートが出てきたり、 と人間関係にも色々と進展が見られたシリーズ第2弾。 亜衣視点で語られているため、真衣・美衣の印象が薄くなってしまっているのは仕方のないところでしょうか。

(2007.01.28)


九十九十九/舞城王太郎 (講談社文庫)

★★☆  

あまりの美しさに、見た者を失神させてしまう九十九十九は、探偵神として、 聖書、創世記、ヨハネの黙示録の見立て連続殺人事件に挑む。 《清流院流水》から送られてくる「僕」の登場する小説は何を意味しているのか?

メタミステリ。第2話に行くと第1話の内容が物語になっていて… という入れ子構造に加え、第3話→第5話→第4話→第7話→第6話、 という時間の逆行まで絡んで、もう何が何だか。

元々メタミステリは苦手な方なんですが、 それに加えてモチーフにされているのが未読の清流院流水の 「コズミック」「ジョーカー」「カーニバル」のシリーズなので、 もうついていけませんでした…。

(2007.01.23)


白い兎が逃げる/有栖川有栖 (光文社文庫)

★★★☆ 

火村&有栖シリーズで、国名シリーズじゃない短編集。 表題作の中編1作と、短編3作を収録。

「不在の証明」は、アリバイ物なんですが、ちょっと普通じゃないアリバイ崩しがポイント。 双子が登場するアリバイ崩しなので、ついそっちに意識が行ってしまいますが、 捻りの利かせ方がいかにも有栖風味ですね。

「地下室の処刑」は、カルト教団のテロ組織に刑事が監禁される、 というショッキングなシチュエーションで行われた殺人事件。 作者いわく「かつて推理小説で描かれたことない」意外な動機、 ということですが、いやこれは確かに納得させられます。 そして、この異常な舞台設定も、全てこの動機をメインに持ってくるがための舞台装置だったのだな、と感心しました。

「比類のない神々しいような瞬間」はダイイングメッセージ物ですが、 意外な小道具が意外な犯人の姦計を見破るメッセージとなっていた、 というこれまた捻ったところが面白いですね。

表題作「白い兎が逃げる」は、鉄道を使った王道のアリバイ物。 しかし単なるアリバイ崩しになっていないあたりの捻り方は、 さすがに中編ならではでしょうか。 アリスの一人称だけで進んでいかないところで、ちょっと倒叙っぽい雰囲気も感じられます。

(2007.01.16)


ZOKU/森博嗣 (光文社文庫)

★★★☆ 

大富豪の黒古葉善蔵率いる、犯罪未満の壮大な悪戯を目的とする非営利団体《ZOKU》。 黒古葉の幼馴染にしてライバルの木曽川大安率いる、ZOKUの悪行を阻止せんとする科学技術禁欲研究所、通称《TAI》。 被害者が気づかないほどのささやかな迷惑行為を巡り繰り広げられる悪と正義の暗闘。 果たしてその結末は?

森博嗣先生の珍しいコメディ。基本ストーリーは非常にくだらないのですが、 それでもささやかながらも非常に手間がかかって大掛かりだったりもするので、 森先生の深い科学技術に関する知識を、 悪戯に総動員したらどうなるのか、というシミュレーションのようでもあり。

もう一つの見所は何と言ってもキャラクター。 木曽川の孫娘で、敵であるZOKUのケンからもアイドルみたいに扱われている野乃ちゃんもいいですが、 なんといってもZOKUの女幹部(?)ロミ・品川につきます。 3x歳でありなが全身を黒のコスチュームに身を包み、 使えない部下と、報われない仕事と、二日酔いとに悩まされながら働く姿は、 ヒーロー物に出てくる女幹部の裏側の悲哀を見た思いです。

しかし野乃と揖斐との会話の場面なんか、まんま萌絵と犀川の会話だよなあ、とも思ったり。

(2007.01.10)


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