スポーツの部屋

スポーツ日記2002


プロ野球結果・答え合わせ (2002.11.04)

例年にも増してほったらかしだったこのスポーツ日記ですが、 日本シリーズも終了したところで、恒例の答え合わせに行きたいと思います。


セ・リーグ予想と結果

順位 予想 実際
1 読売ジャイアンツ 読売ジャイアンツ
2 ヤクルトスワローズ ヤクルトスワローズ
3 広島カープ 中日ドラゴンズ
4 阪神タイガース 阪神タイガース
5 中日ドラゴンズ 広島カープ
6 横浜ベイスターズ 横浜ベイスターズ

なんと、今年は3位と5位を引っくり返しただけで、他は全部当たってしまいました。 うーん、正直当たって欲しくない、という期待も込めての予想だったんですが…。 「期待は裏切るが、予想は裏切らない」という名フレーズが頭に浮かんできます。

今年はもう完全に読売の独走。「1強、4弱、1問題外」という感じで、 ペナントレース的には全く何の面白みもありませんでしたね。 開幕直後に暴れてくれた阪神も、今となっては「そんなこともあったっけ…」 てな程度の印象しかありませんし。

予想格差ポイント(順位のずれの二乗の和の平方根)は2.82と、 昨年の5.66から大幅に改善されました。

個人タイトル争いでは、松井選手の三冠王が注目されましたが、 中日の福留という意外な伏兵が現れて打率のタイトルは逃しました。 やっぱり積み重ねる本塁打や打点に比べ、 上下する(「出場しない」という技が使える)打率は難しいですね。 個人的には、すっきりメジャーに行ってもらうためにも是非取らせてあげたかったのですが、 まあ結局行くことになったので結果OK。


パ・リーグ予想と結果

順位 予想 実際
1 西武ライオンズ 西武ライオンズ
2 福岡ダイエーホークス 福岡ダイエーホークス
大阪近鉄バファローズ
3 大阪近鉄バファローズ
4 日本ハムファイターズ 千葉ロッテマリーンズ
5 千葉ロッテマリーンズ 日本ハムファイターズ
6 オリックスブルーウェーブ オリックスブルーウェーブ

ダイエーと近鉄は全く同じ勝敗数・引き分け数・勝率で並んで、同率2位です。 引き分けありのルールで全く同じ勝率ってのは珍しいですね。

で、こちらのパ・リーグも4位と5位を引っくり返しただけで、ほぼ完璧に当たってます。 私の予想が当たるなんて、意外性のないペナントレースだったってことでしょうか?

ただ、予想時には「西武・ダイエー・近鉄の3つ巴の争いから、一歩西武が抜き出る」 という感じだったんですが、実際には西武の独走でした。 ペナントレース中の西武は(←限定の助詞)ホントに強い、という感じでしたね。 ダイエーや近鉄の大雑把な野球では、とてもかなわないと感じました。

予想格差ポイントは史上最小の1.41です。 もはやこれを上回るには、全部の順位を当てるしかありません(笑)。

個人タイトル争いでは、やはりカブレラの本塁打記録に注目が集まりましたが、 結局55本止まり…。当時とは試合数も増えてるし、球場の広さも全然違うし、 もはや「55」という数字自体には客観的に比較する上では何の意味もないはずなのですが、 不思議なことにここに大きな壁があるようですね。 昨年のローズと違い、今回はかなりチャンスがあったようなんですが、 タイ記録達成後カブレラ自身が調子を落としてしまって、結局更新ならず。 王ダイエーの敬遠はともかくとして、 最下位オリックスが3点差の最終回に敬遠して「勝つため」とか言ってたのは、苦笑してしまいましたが。


日本シリーズを振り返る

一戦目の松坂が打たれたら、一気に決まることもあり得るな、と思っていたんですが、 恐れていた通りの結果に…。4連勝で読売が決めてしまいました。 散々言われていることですが、普段着野球の出来た読売と、 奇策に走って自滅した西武との差が出た感じですね。 逆MVPが文句なしで松坂(起用した伊原監督とか、 それを強要した堤オーナーとかいう話もありますが、あくまで選手で選ぶとすると) に決まってしまうところが何とも気の毒というか。

しかしシリーズのような大舞台に強い選手と弱い選手ってのはいるもんですねえ。


来シーズン展望

ペナントレースではあんなに強く見えた西武ですが、 これで弱点(特にフロント・監督と選手の間の不協和音)を露呈して、 正直来シーズンはわからなくなりましたね。 逆にこれで西武がまた独走してシリーズで敗退するようだと、 パ・リーグの地盤沈下という話が現実のものに…。

逆に読売は磐石という感じ。清原以外生え抜きの選手で固めてるところも、 数年前の「外様クリーンナップ」よりはよっぽど好感が持てます。 でもどこか止めてくれー。

FA選手の動向も注目。松井のメジャーリーグ挑戦は素直に応援したいですね。 日本球界が…とかほざいている古い解説者とかいますが、 一人の選手が抜けた程度で潰れてしまうような球界ならさっさと潰れてしまえ。 視聴率もガタ落ちして、読売の試合に価値がなくなって、 いい加減読売偏重主義から抜け出してくれないかなあ。

しかし松井が抜けることで、読売がFA戦線に本格参戦する模様。 それまでは金本・ペタジーニ→阪神、ノリ→残留、という説が濃厚だったのですが、 これでわからなくなりました。まあ、外野としては無責任に楽しんでおこうと思います。

(2002.11.04)


特別企画! ドジャースタジアム観戦記 (2002.06.30)

世界がW杯一色に染まる中、ベスト8まで進んだのに唯一全然盛り上がっていない米国。 というわけで、LAはドジャースタジアムに行って参りました!

思い起こせばン年前。まだ野茂くらいしかメジャーに行ってなかった頃。 試合は見られなくともせめてドジャースタジアムくらいは見たいということで、 行ってはみたものの、球場のはるか手前の「STOP!」のサインに阻止され、 球場の影も形も見えないまま挫折。そんな長年の雪辱を晴らす時がついに訪れました。

6月頭、日程から考えて唯一見られる26日の水曜日に予約をお願いする。 ローテーションから行って野茂になる可能性もあったのだが、 まあずれてもしょうがないな、とは思っていた。 しかし予約直後にずれてしまい、これは絶対無理だと諦めてました。 だって、中4日の予定が中5日にスライドすることはあっても中3日にずれることはないでしょ?

そしたら石井が2回でKOされたりなんかがあったりして、野茂は1回ローテーション飛ばされて、いつの間にか元のローテーションに! こんな幸運があっていいんでしょうか! ドジャースタジアムに行ければ十分と思っていたのに、 よりによって野茂の試合を見られるなんて!

というわけで、敢えて背番号16の野茂Tシャツを着てドジャースタジアムに乗り込みました(って、新しい背番号10のは持ってないだけなんだけど)。 7:10からのナイター。昼間はまさに焼けつくといった表現がピッタリくるカリフォルニアの太陽ですが、 夜は結構冷えるんですよね。ドジャースタジアムも日が落ちてからは寒いくらいでした。 観戦する場合は上着を持っていった方がいいと思います。

席はバックスタンドの上の方。ホームベース側から球場全体を見られるポジション。 いつもBSで見ているアングルとは逆なのがなんか新鮮な感じ。 ホットドッグとビールを片手に観る生のドジャースタジアムに感動。 そして野茂が投げる度にトルネードの背番号10がこちらに見えるのも感動。

野茂がまた調子がよくって、4回までノーヒット、フォアボールもなしの「完全」ペース。 「え〜!まさかノーヒットノーランまでやってくれちゃったりするの〜?」(←バカ) なんて思ったりもしましたが(笑)。

4回裏に2ランで先制。理想的な展開で来た野茂ですが、5回表に初安打となるホームランを打たれてしまいます。 その余韻も覚めやらぬ中、さらにもう1発。2安打で2点ってアンタ…。 まあ、野茂らしいと言えばらしいのですが。

先制した直後に同点に追いつかれてしまった嫌な流れの中、5回裏下位打線からの攻撃であまり期待していなかったのですが、 やってくれました。野茂自らが今季初安打となる勝ち越しタイムリーツーベース!

7回裏に代打を出されて交代となりましたが、結局打たれた安打はホームランの2本だけ。 7回は3アウト全てが三振で8三振を奪うという力投。 代打も成功して2点を追加し、そのままドジャースが逃げ切りました。

後でホームページで見てみたら、メジャー通算90勝目となる記念すべき試合だったようで。 いやあ、素晴らしい試合を見ることができました。大満足です。

Team123456789RHE
COLORADO000020001341
LOS ANGELES00021020x590
W: H.Nomo (8-5), L: S.Chacon (3-5), S: E.Gagne (28)

→→ESPNの記録

(2002.06.30)


W杯決勝T予想 (2002.06.15)

おめでとう!! 日本・韓国 決勝トーナメント進出!!

というわけで、盛り上がっておりますねー、W杯。 正直言って、良いところ1勝1分だろうと思っていたんですが、 見事2勝1分でグループ1位通過! これがホームの力というものでしょうか (もちろん、日本代表の力も4年前に比べて格段に上がっているんでしょうが)。

というわけで、本来なら予選リーグが始まる前にやるべきだったW杯予想ですが、 私の予想は「アルゼンチン」だったんで、どうせ外していましたね(汗)。 ここであらためて優勝予想をしてみたいと思います。

決勝は「スペイン対ブラジル」で、スペインの優勝。

日本はベスト8まで行って、スウェーデンに0-1で敗退。

うーん、なんかありがちな予想だなあ(笑)。 まあ、でも今回はホントにチャンスだと思うんで、できればベスト4まででも行って欲しいですけどね。

(2002.06.15)


プロ野球順位予想 (2002.04.16)

既に開幕から2週間ほど過ぎてしまって、 今更という感じはありますが、 やはりこれをやっておかないとシーズン後の楽しみがないので、 一応やっておきます。

セ・リーグ

順位 チーム
1 読売ジャイアンツ
2 ヤクルトスワローズ
3 広島カープ
4 阪神タイガース
5 中日ドラゴンズ
6 横浜ベイスターズ

多分に開幕2週間の結果を踏まえた順位予想になってしまっていますが…。

1位は敢えて読売。開幕2週間はどうも原監督の采配ミス等で落としている試合も多いようですが、 やはり戦力はズバ抜けてます。清原が絶好調みたいだし。

2位はヤクルト。バランスの良さを感じますね。 そんなにとりたてて何が強い、というわけではないけど、 総合的に強い、というイメージ。ただ石井が抜けた穴は大きいかなあ。

3位は広島。地味ながら結構力をつけている様子。 ダークホース的存在になりそう。でも例年のごとく夏場になると、 故障者続出でフェードアウトする可能性も高い…。

4位は開幕2週間注目を集めまくった阪神。その阪神を敢えてBクラスにしているところに、 遅れた順位予想の意地を見て欲しい(笑)。 いや、矢野が故障したから4位にしたんじゃないですよ。 その前から4位にしようと考えてました。 やっぱり、何かがまだ足りない気がする。 今は全てがうまく噛み合って接戦に勝ってるけど、 一歩間違うと全部負けててもおかしくない試合が多い。 結局、最終的にはBクラスなんじゃないかな。 いや、これは外れて欲しい、という期待も込めてなんですけど(笑)。

5位と6位はいまいち調子の出ない新監督同士のチーム。 やっぱりそれまでのカラーからすると、森さんの野球は横浜には合わないんじゃないかな、 ということで横浜を6位にしました。


パ・リーグ

順位 チーム
1 西武ライオンズ
2 福岡ダイエーホークス
3 大阪近鉄バファローズ
4 日本ハムファイターズ
5 千葉ロッテマリーンズ
6 オリックスブルーウェーブ

パ・リーグはセ・リーグにも増して混戦模様ですね。 Aクラスにした「3強」は正直、どこが勝ってもおかしくない感じです。

総合力で言うと福岡ダイエーが一歩抜きん出てるという気がするんですが、 なんとなく新ストライクゾーン効果に期待して、 西武を優勝にしてみました。

4位以下は正直あんまりわかりませんが、 開幕11連敗の千葉ロッテを最下位に予想するのはなんかカンニングしてるみたいなので(笑)、 敢えて5位にしました。

(2002.04.16)


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