スポーツの部屋

プロ野球日記・1997バックナンバー

  一番下へ↓


決着

1997.10.27

日本シリーズも終了しました。結果は4-1でヤクルト。 私の予想は4-2でヤクルトだったので、惜しかったですね(←またそれかい)。 意外とあっさり、という感じでした。 西武もまだまだこれから、という感じですね。 どちらもご苦労さまでした。

MVPはセが古田。まあ、これは文句なしでしょうね。 パが、1位票の一番多かった伊東を抑え、2位・3位票の多かった西口が取りました。 まあこれも予想の範囲内でした。

FAでは、谷繁は結局残留するみたいだし、何か結局大した動きはないような気も……。 阪神が中日化しているのがちょっと気になりますが。


答え合わせ

1997.10.14

セ・パとも全日程を終了しましたので、さっそく答え合わせ行ってみましょう。 まずはセ・リーグから。

順位 予想 結果
1 広島 ヤクルト
2 ヤクルト 横浜
3 読売 広島
4 阪神 読売
5 中日 阪神
6 横浜 中日

こうしてみると見事に当たっていませんが(^_^;)、 実は横浜の躍進が読めなかっただけで、 横浜を最下位から2位へと持ってくるとアラ不思議、 4〜6位までは順位通りになりますね(^_^;)。 一応、開幕前の野球解説者等の予想では押しなべて低かったヤクルトの躍進を 当てていただけでも良しとしましょう(←そんなもんでいいのか?)。 せめて読売をBクラスに予想してればもう少し説得力が増したんだけどなあ(^_^;)。

しかし広島……万年Aクラスだけど優勝できない、って感じですなあ……ふぅ。

続いてパ・リーグ。

順位 予想 結果
1 オリックス 西武
2 日本ハム オリックス
3 近鉄 近鉄
4 西武 日本ハム
5 福岡ダイエー 福岡ダイエー
6 千葉ロッテ 千葉ロッテ

ただし、日本ハムと福岡ダイエーは全く同率の4位です (引き分けありのパ・リーグで全くの同率ってのは珍しいですね)。

こちらは近鉄、ダイエー、ロッテの順位が当たってます(^_^;)。ダイエーはオマケしてね。 でも1位外してりゃ世話ないよなあ。しかもその優勝の西武を4位なんて予想してるし(^_^;)。

西武の活躍はまあ予想の範疇でしたが(←だったら4位なんて予想すんな)、 日ハムの不振は予想外でしたねえ。落合が全く機能してませんね。 西崎も放出するらしいし、こりゃ来年も期待できないかな。

早くも今週末からは日本シリーズが始まりますが、消化試合に入ってから、 ヤクルトの打線が不調なのが気にかかります。と言っても野村監督のことですから、 フェイクである可能性もありますけどね。 一応、4-2でヤクルト、と予想しておきましょうか。 7戦までもつれたら西武かなあ。

さて、期待に反して低迷したチームが多い中、 期待に反して活躍した(^_^;)唯一のチームとも言える横浜の大矢監督のみが辞任、 他の11球団の監督は留任の模様です。不思議ですね。 しかし逆に言えば他の監督も全てリーチがかかった、と言えるでしょう。 ざっと見渡しても、来年不振なら解任されそうな監督が、 あそこにもそこにも……。来年は荒れそうですね。

荒れそうと言えば、ここ数年形骸化しつつあったFA制度ですが、 今年は資格取得期間が9年に短縮された影響もあって、 結構な大物がFA宣言しそうです。 横浜の谷繁捕手がFAで読売に移籍とかいう噂もあります。 中日の大豊はトレードされるそうですし、 今年のオフもそれなりに荒れそうですね。


優勝決定

1997.10.06

ついに両リーグの優勝が決まりました。特に終盤もつれることもなく、 順調に決まった、という感じですね(西武はマジック点灯後調子を落していましたが、 それ以上に波に乗れなかったオリックスの不調に助けられた感じです)。

優勝を決めた試合が、ヤクルトは16対1の圧勝(相手は阪神……)、 一方の西武は1対1のまま延長戦でサヨナラHR、とこれまた対象的な決まり方でした。

MVP候補ですが、西武の伊東捕手を忘れちゃいけませんね。 なんだかんだ言ってやっぱり野球はキャッチャーですかね?

さて、日本シリーズはどうなるんでしょうね? 野村のID野球 対 トンビのバクチ野球ってところでしょうか。 バクチに理論は通用しないので、そこが狙い目ですね(謎)。

次回は全部の順位が確定してから、恐怖の「答え合わせ」に挑もうと思ってます(^_^;)。


カウントダウン

1997.09.26

ペナントレースももうすぐ終わりですね。 両リーグともマジックが1ケタになり、優勝目前です。 最短ではこの週末で優勝が決まってしまうかも知れませんので、 優勝前に書くのはこれが最後になるでしょう、多分。

まあ、ヤクルトが順調にマジックを減らすのはわかるのですが (今はちょっと停滞気味ですが、それにしても強かったですね。 読売をはじめとする他チームの貢献も大きかったですが)、 パ・リーグはもう一波乱あるかと思っていただけに、 ちょっと拍子抜けですね。こちらは西武が調子いいと言うよりは、 オリックスがあまりに調子悪過ぎるって感じですね。 打線も、投手陣も崩壊状態。 馬場や本西と言ったベテランをシーズン中に放出したツケが、 ここにきて回ってきた感じを受けます。

ところでMVPは誰でしょうね? ヤクルトはホージーかなあ? でも+も大きいけど−も大きな選手だったからなあ。後は古田かな? 西武だと野手ならマルちゃん、投手なら西口ってところかな?


秋の風が冷たく…

1997.09.10

熱かった8月も過ぎ、ついにヤクルトにはマジックが点灯してしまいました。 パ・リーグはまだ一波乱あるかも知れませんが、 セ・リーグはどうもこのまま決まってしまいそうな雰囲気ですね。

横浜にとって痛かったのは、何と言っても天王山の首位決戦一戦目で、 石井一にノーヒット・ノーランをやられてしまったことでしょう。 それまでも打線が下降気味だった横浜打線ですが、これがとどめとなったか、 めっきり打てなくなってしまいました。いまだに失敗のない大魔神佐々木ですが、 出番がないのではセーブも稼ぎようがありません。 「大魔神の切れ目が運の切れ目」と言っていたんですが、 佐々木よりも先にチームの方がコケてしまいましたね。

ちなみに最下位はいつの間にか中日が読売に代わって落ちてます。 まあ、それも仕方ないかな、全く勝てませんね。優勝候補に挙げた人もいるというのに。

さて、パ・リーグですが、オリックスの残り試合数がかなり多いため、 見かけのゲーム差ほど両者の開きはない、と考えるべきでしょう。 しかしそれでもなお、ここに来て西武との負け数の差が2、つきました。 さらに西武は「流れ」を掴んだかのような連勝ぶり。 かたやオリックスはイチローを始めとする打線も不調で、 また決定的にリリーフ陣が壊れてます。 打線はすぐにでも復調するかも知れませんが、 投手陣はちょっと辛いかも知れませんねえ……。 このまま終わってしまうとちょっとつまんないなあ。

そうそう、いつの間にか近鉄が3位にまで浮上してるのが笑えますね。 なんか千葉ロッテ戦で10点差をひっくり返してから(爆)打線が絶好調。 その絶好調近鉄と1勝1敗1分で切り抜けたんだから、 西武もまだまだ好調なようですね。


風雲急を告げる

1997.08.22

さあ、ここに来て両リーグとも俄然首位争いが面白くなってきました。

……しかし私がこう書いた時に限って、だいたいその後首位チームが連勝、 後続チームが連敗して、また面白くなくなってしまうことが多いんですよね(^_^;)。 うーむ、困ったもんだ。しかしこの機会を逃すと、 後は優勝決まるまで書くこともないかも知れないので、やっぱり書きます。

セ・リーグは何と言っても横浜です。 苦手の阪神にも3タテし、ヤクルトとの直接対決も3タテしました。 これでもまだ 3.5ゲーム差。 正直言ってかなり「勢い」で勝ってる部分があるので、 崩れ出すと脆いような気がしますが……。 佐々木がセーブに失敗した時が終わりかも。「大魔神の切れ目が運の切れ目」ってね。 最後の切札・斉藤隆の復帰がいつになるか、もポイントですね。

広島も脱落かと思い気や踏みとどまってます。いつの間にか6.5ゲーム差。 これはヤクルト−横浜決戦の前のゲーム差と同じ。ということは、 今日からのヤクルト3連戦に3タテすれば、3.5ゲーム差まで縮まるわけですね。 何とか頑張って欲しいものです。

パ・リーグはオリックスが西武との直接対決で3タテを食らわせ、 格の違いを見せつけたかに思えましたが、その後オリックスがダイエーに連敗、 西武は連勝して、2ゲーム差まで迫ってきました。 こちらもどうなるかわかりませんね。

なお、阪神・読売の2チームによる「伝統の一戦リーグ」は、 読売が初の4連勝で、首位(笑)の阪神に0.5ゲーム差のところまで迫ってきました。 こちらの争いも目が離せませんね(^_^;)。


後半戦スタート…しかし…

1997.08.05

後半戦の9連戦を終え(台風で何試合か中止になりましたが)、 後半戦の展開が見えてきました。

セ・リーグでは何と言っても広島の失速。この調子ではBクラスどころか、 すぐに5位、最下位まで落ちかねません、マジで。 やはり夏場には弱いのか……。

代わってヤクルト追撃の一番手に上がったのが横浜。 唯一ヤクルトに勝ち越してるし、打線はすごいし、抑えはあるし、 ここに来て初完封する投手は出てきて先発陣も揃って来たし、 で今乗っています。しかしこのチーム、なぜか阪神に弱い、 という謎の弱点を持っています。 もし阪神と5分の成績ならば今頃ヤクルトを脅かしていてもおかしくないのですが……。 今後はこの「阪神コンプレックス」をどこまで克服できるかがポイントでしょう。

後半戦いきなり連勝スタートで台風の目になるかと目された中日でしたが、 その後連敗。いまいち調子に乗れません。 毎日出番があると、宣も潰れてしまいますから、 今のペースはいいのかも知れませんけどね。

読売ですが、5割ラインへの到達リミットが17です。 つまりあと17敗すると、5割に届かなくなり、 完全に優勝の目がなくなります。

さて、パ・リーグですが、オリックスが順調に勝ち星を重ねているのに、 西武・ダイエーが勝手にこけてますねえ……。セがああなので、 パにはもう少し混戦で盛り上がって欲しいところなんですが。 ダイエーは3連勝とスタートは良かったんですが、それを打ち消す連敗。 うーん、まだ器じゃないのか?

オリックスにも十分つけ入る隙はあると思うので、 自滅しないで頑張って欲しいですね。


前半戦総括

1997.07.25

前半戦が終わり(と言ってももう80試合以上消化してるチームもありますが)、 オールスターも終わりました。一応、振り返ってみましょう。

セ・リーグはヤクルトが独走。私の予想では2位。 まあ、今年はヤクルトが来るだろうな、という予感はありました。 予想で広島を1位にしたのは多分に願望を含んでいましたし(^_^;)。 しかしここまで独走されるとは、正直言って予想だにしませんでしたねえ。 古田が故障でもしない限り、そうそう落ちてきそうもないです。

2位は広島。しかし2位とは思えぬほどアップアップしてますね(^_^;)。 よく5割以下に落ちないで頑張ってる、と言えるでしょう。 なんだかんだ言っても投手陣の安定感が欠けますねえ。 ヤクルト相手に弱い、というのも追いかけるチームとしては頼りない。 昨年も夏場以降急激に落ちていきましたから、あまり明るい材料がないです。

3位の横浜は野村監督も一番マークしてる球団です。 何と言っても唯一ヤクルトに勝ち越してますからねえ。 打線の爆発力・起動力・そして絶対的な抑え投手の存在。 これだけ揃っててなぜ勝てない?やっぱり先発投手か……。 斉藤隆投手が戻ってくると面白くなりそうですね。

4位は中日。ここも横浜と同じく「5割の壁」を越えられませんね。 しかしここまでよく戻してきた方でしょう。いくら山本昌や宣が頑張ってても、 やっぱり打線が復活しないことには辛そうです。

5位は阪神。ありゃりゃ、いつの間に。2位を争ってた頃もあったのにねえ。 うーん、バランス的には悪くはないと思うんですが、 逆に絶対的なセールスポイントもないですね。 それにしてもヤクルトに貯金を献上しすぎです。

最下位は読売ですが、まあ今更言うこともないでしょう。 波に乗りそうで、乗れない状態が続いてます。 スタメンとかリリーフとかをあまりに変え過ぎるって気がしますけどね。

さて、パ・リーグは熱いです。1位がかろうじてオリックス。 球宴でもあまり目立った活躍をした選手がいませんでしたし (イチローは「普通」でしょう)、後半は少し苦労するかも知れませんね。

2位は西武。東尾監督の出場停止によって、「監督がいなくても勝てる」 ということに選手達が気づいてしまったのが大きいです(^_^;)。 私は「東尾が監督のうちは優勝できない説」を唱えていたのですが、 選手達が「いてもいなくても同じ」ことに気づいてしまっては、 この理論は崩壊してしまいます(^_^;)。 オリックスの連覇を阻む最大の強敵となるでしょう。

3位の福岡ダイエーは、現在4連敗中ですが、それでも好調です。 球宴でも活躍してましたし。 連敗をしないようにしていけば首位も夢ではないと思うんですが、 まだ波が大きいですね。

4位の日本ハム。いつの間にか借金2まで来てます。 ただやはり上位3チームと比べると抜きん出たところがなく、見劣りしてしまいますね。

5位の近鉄。やったあ!最下位脱出だ! しかも前半戦最後の2カードは、オリックスに3タテ、西武に2勝1敗、 と上位イジメをして、盛り上げてくれました。 後半戦もかき回して欲しいものです。

6位の千葉ロッテは……うーん、特に言うことがないです(^_^;)。

後半戦は特にパ・リーグが面白くなりそうですね。


1強5弱・3強3弱

1997.07.14

セ・リーグの首位攻防戦は、広島・阪神ともヤクルトに完敗。 「格が違う」とか「器じゃない」とかそういう言葉を使いたくなるくらい、 ヤクルト相手にすると勝てませんね。 阪神はいつの間にやら5位にまで転落してしまいました。 広島はヤクルト戦以外は頑張ってます。 ヤクルトも伊藤智がリタイアして調子を落としていますので、 後半戦の巻き返しに期待ですね。

ここに来てパ・リーグが熱いですね。ダイエーが首位オリックスに3連勝。 3位までが2ゲーム差の中にひしめく混戦です。 西武は開幕当初からの予想通り、 監督がいなくても関係ないことが証明されましたし(笑)、 ダイエーは調子に乗ってますね。 しかしこういう首位慣れしてないチームは、 えてして首位に立った時に浮き足だってしまうものなので、 首位に立ったときにどうなるかが見物ですね。

さて、オールスターまであと1週間ですね。果たしてダイエーの首位はあるのか?


逃げる首位・挑戦者決定戦

1997.06.27

前回「注目」と書いていた阪神とヤクルトとの対決は、 結局ヤクルトが6タテを食らわせるという結果に終わりました。 「格が違う」とか「器じゃない」という言葉が思わず出そうになってしまいますね。 しかし阪神も決して調子が悪いわけではなく、ヤクルト以外とのチームとは 対等にやりあって、まだ5割近辺をキープしているのです。 もうこうなると相性としか言いようがないのでしょうか。

ヤクルトは読売戦の初戦で延長の末に嫌な負け方をした後遺症を、 阪神戦で完全に払拭しましたね。やはり安定感があります。 でも10連勝してた時ほど「完璧」な感じはしないので (伊藤智が少し疲れてるとか、古田の打撃が下降気味とか)、 他のチームもつけいる隙はあるでしょう。

広島は前田の復帰が嬉しい限り。打線のつながりが復活して、まさに絶好調状態。 でもヤクルトとの差はまだ6ゲーム……。今夜からのヤクルトとの3連戦が、 前半戦の山場になりそうです(ってこんなこと書くとまた3タテ食らいそうでやだなあ)。

後のチームは特に書くことないですね(笑)。 あ、読売の石井の復活は近鉄ファンとしてはなんとなく嬉しいです。 石井は活躍して、かつチームは勝てない、ってのが理想ですね(^_^;)。

パはオリックス−西武の札幌直接対決がオリックスの1勝1分に終わり、 西武はその後ダイエーに3タテを食らってしまって5月の勢いは完全に止まってしまいました。 そしてここのところ不気味なほど勝ち続けているのがダイエー。 離されても離されても追い付いて逆転、というデタラメな勝ち方を続けています。 こんな勝ち方がいつまでも続くはずはない、とわかっていても、 この勢いは軽視できません。 今夜からのオリックスとの3連戦はどうなるんでしょうか。注目です (ってこんなこと書くと以下略)。

後のチームは特に書くことないですが、実は首位攻防戦の陰で地味ながら、 近鉄もダイエー同様のデタラメな打線で少し上向きです。頑張れ!最下位脱出だ!


独走のセ・混迷のパ

1997.06.09

セはヤクルトがここに来て絶好調。 横浜・読売・広島と次々に叩いて首位を独走状態です。 可愛かずみショックもどこへやらの川崎、連続リリーフ球団新記録の伊藤智、 そして岡林に続き石井までも戻ってきて、ここへきて戦力がますます整ってます。 果してこの独走をどこが止められるのでしょう?

現在の2位はなんと阪神。なかなか5割の壁を越えられなかったのが、 読売3連戦を3タテで乗り切って自信がついたのか、広島・横浜にも勝ち越し、 ついに2位浮上です。グリーンウェルショックも癒えたようで、 新外国人マクドナルド(愛称はどう考えても「マクド」以外ありませんね) の活躍次第ではこのまま首位争いを続けることも可能でしょう。 10日からのヤクルト3連戦は今後の展開を左右する大一番になりそうです。 注目ですね。

広島は相変わらずです。打線は相変わらず打つときは打つのですが、 投手陣が打たれるときは打たれるので、やはりそうそう勝てないですね。 こうなると苦しいです。特に好材料が見られないので、 打線が湿ってしまうとズルズルと転落する危険性もあります。 まあ、下が下だから…という話もありますが。

中日もちょっと前の阪神と同じく、なかなか5割を越えられません。 相変わらず宣はいいんですが、そこまでつなぐ展開になかなか持っていけない。 現在の戦力で言えば、読売よりも下、という感じですね。

横浜は1イニングで7点取るなど、打線の底力はあなどれません。 しかし波が大きく、なかなか3連戦を勝ち越せませんね。 投手陣がもう少し安定しないと上位浮上は難しいでしょう。

さて読売です……。阪神・ヤクルトにまさかまさかの2連続3タテを食らい、借金2ケタ。 首位とのゲーム差は「デッドライン」の11.5を越えて12ゲームと開きました。 しかしなんでこんなところにいるんでしょうね。ホント不思議です。 いや、アンチ読売の私としては嬉しい限りなんですが(^_^;)、 昨年の例もあることですし、手放しでは喜べません。 斎藤も戻ってきたみたいですし、いつまでもこんなところにはいないでしょう。

パではついに昨年の覇者・オリックスが首位に出ました。 ロッテや近鉄を相手にしたときには特に強さを感じさせない戦いぶりで、 「勝ちを拾っている」という感じの勝ち方でしたが、 ダイエー戦あたりからようやく「強さ」を感じさせ始めました。 こうなると優勝経験チームの底力を発揮しそうです。

西武はオリックスに並ばれました。ダイエー戦で6点差を追い付かれた辺りから、 少し調子が下降気味のようです。「足にスランプはない」と言いますから、 得意の起動力を使っていけば、そうそう転落することはないと思いますが。

ダイエーは強いんだか弱いんだか、よくわからない戦いぶりですね。 勢いがついた、と思ったらあっさり負けるし、かと思えばサヨナラ勝ちしたり……。 やっぱり抑えが弱いのが辛いですね。打線は粘りが出てきているのですが、 それ以上に抑えに粘りが足りない。

日ハム・ロッテもなかなか浮上してこられませんが、近鉄は深刻ですね。 せっかくAクラスに予想してるんだから、もうちょっと頑張ってほしいもんです。 赤堀が復調しそうなので、これからに期待です。

オールスター前にはどんな順位になってることやら。


首位固め?

1997.05.26

パは1強・2弱・3問題外、な状況になりつつあります。 西武が投・打・走とバランスよく、独走状態に入りつつあります。 とうとう東洋水産とスポンサー契約を結んだマルちゃん。 相変わらず絶好調です。しかも走るし。 鈴木健も四番らしくなってきましたし、松井の足も驚異です。 それにしても清原が抜けてここまで強くなるとはねえ。

オリックスはいまいち調子に乗れませんね。5割近辺を行ったり来たり。 しかしなんだかんだ言ってAクラスにいる辺りが不気味ではあります。

一方のダイエーは相変わらず勝負どころで弱いですが、 それでも頑張っている方ではないでしょうか。 ようやく延長戦でも勝ちましたし、5人の投手で抑える、という形もできつつあります。

その他のチームでは、近鉄の赤堀の不調が気がかりです。 彼が復調しない限り上昇はないでしょう。 日ハム・ロッテはいまいち波に乗れませんねえ。

セでは、ヤクルトが貯金を独占し、独走状態を固めつつあります。 カード単位で負け越しがないのが強さを感じさせます。 抑えの伊藤智がいいですね。153km/h出しましたし。

広島はやはり投手陣が弱く、毎試合5点は取られる感じですね。 打線の好調はいつまでも続きませんから、 首位を狙うには投手陣の復調が絶対条件でしょう。 紀藤が戻ってきたのは好材料ですが。

中日はようやく5割復帰。ようやく打線が勢いを取り戻しつつあります。 相変わらず宣が好調なので、そこにつなげる展開に持って行ければ、 安定して勝てるでしょう。とりあえずホームで弱い体質を改善しないとね。

横浜は、5月に入って打線が好調でしたが、ここにきて少し陰りが見えつつあります。 打線だけではいつまでも続きませんからね。 それにしても守護神・佐々木の140km/h台のフォークは見事です。

阪神は……グリーンウェルが「それなりに働きそうです」と言った途端の負傷・ 引退ですからねえ。参ったもんです。結局スカウトの腕の問題なんでしょうか。 ジリジリと後退してますね。

読売は…なんでこんな位置にいるんでしょう。逆転負け・1点差負けが多すぎますね。 新四番の広沢は絶好調なんですが、勝ちに結び付かないことも多いですね。 戦力からしていつまでもこんな位置にいるはずはないと思うんですが…。

来月はどんな展開になるんでしょうか。


1ヵ月経過

1997.05.12

開幕して1ヵ月余りが過ぎました。 両リーグとも「意外な展開」になってます。

パの混戦ぶりはなかなかキてます。連休前など1位〜6位まで1ゲーム差、2ゲーム差、 ということがありました。 4月は何と言っても日ハムの不調が目立ちました。 オリックスも貯金が出来ずいまいちでしたね。 この優勝候補2チームが不調だったため、 日替りで首位が変わるという大混戦状態へ。

しかし5月に入り、徐々に戦力が安定してくると、 やはり上位に来るべきチームが上位に来ていますね。 今、最も戦力が安定しているのは西武ではないでしょうか。 日本新記録の29安打を記録した打線も、投手陣も安定してます。 マルちゃんことマルチネスも活躍してるみたいですね。 オリックスも段々と順位を上げてきました。 反対にここのところ落ち目なのが近鉄、そしてダイエーです。 戦力的には目劣りしないのですが、ミスが多すぎます。 このままズルズルと下がって行くと危険ですね。 日ハムは連勝と連敗を繰り返してます。まだ絶好調というにはほど遠いですね。 ロッテは伊良部・ヒルマンが抜けた割にはよくやっていると思います。

セ・リーグは優勝候補筆頭・読売の絶不調が目を引きます。 打線はあんなもんだろうと思っていましたが、 自慢の投手陣が壊滅状態ですね。まあでもこのまま終わることはないでしょう。 それを除けば実はほぼ予想通りの順位に落ち着きつつあります。 ヤクルトは5月に入ってどん底状態でしたが、 開幕15戦13勝の貯金がまだ効いています。しかし4月の勢いはないですね。 広島は……はっきり言って投手陣(特に中継ぎ・抑え)が不安だらけですね。 ただ乱戦になると相手より多く打つので、今の所は何とか勝ちを拾っている、 という感じです。このままの状態だと厳しいでしょう。 阪神は結構調子いいですね。噂のグリーンウェルもそれなりに働きそうです。 中日はやはりドームの広さに苦しんでますね。ホームで勝てない、 というのは今季の浦和レッズにも通じますが、ファンはたまらないでしょうね。 抑えの宣だけは絶好調ですが、 そこまでつなぐ展開になかなか持っていけないのが苦しいですね。 横浜は今年もヤクルトのお客さんになるのかと思っていたら、 意外にも借りを返してきました。今年は打線が好調のようで、 台風の目としてあなどれない存在になりそうです。


恒例・開幕前の予想

1997.03.28

早いもので、もう来週にはプロ野球も開幕となります。 嫌いな人には好きなテレビ番組が中止になったり、 ビデオに録っておいたら延長してて最後が切れてしまったり、 鬱陶しいシーズンの始まりですね(^_^;)。

で、もって御多分に洩れず順位予想をやってみたいと思います。 では、スタート。

セ・リーグ

セは読売が大型補強して、桑田も帰ってきて、盤石、と言われてますが、 そう言われれば言われるほど外したくなるのがアンチの心情と言うもの。 というわけで、こんな順位にしてみました。

  1. 広島
  2. ヤクルト
  3. 読売
  4. 阪神
  5. 中日
  6. 横浜

1位の広島は……消去法です、はっきり言って。 広島も昨年より良い材料があまり見つからないような…。 江藤の怪我からの復活度もよくわかりませんし。 今年は息切れしないように頑張って欲しいです。

2位のヤクルトは、ヤクルトっていつも成績と期待の大きさとが反比例してるから (野村監督のヒネた性格が原因でしょうか?)。 そういう意味で、今年は誰も期待してない分行くんじゃなかろうか、と。 まあ、逆にボロボロの可能性もありますけどね。

3位の読売。確かに層の厚さはすごいです。桑田が復帰して、ヒルマンまでいて。 でも打線は水物ですし、清原もそんなに打たないでしょう。 でもって、投手陣の良さを打ち消して余りあるほどの守りのボロボロさ。 これで優勝は無理でしょう。 でもあの戦力でBクラスになったら、それはそれですごいかも。

4位は阪神ですが、意外性があっていいかな、というくらいであまり深い意味はないです。 大阪のスポーツ紙を連日賑わす新外国人も楽しみですね。

5位は中日。今のところ、中日のキャラクター(派手なホームランによる空中戦)と、 広い名古屋ドームとは合ってないような気がします。 ホームランは減るだろうし、山崎・大豊って足は遅そうだし。 守りもそんなにうまくなさそう。 中日が広いドームを真の「ホームグラウンド」にするためには、 もう少し時間がかかるんじゃないでしょうか。

6位は横浜。他意はないです。でも特に好材料ないし。大魔人はグアムで暴れるし。 例によって4月は走るかも知れないですね(笑)。

パ・リーグ

イチローに加えて落合という看板を得たパ・リーグ。 近鉄のホームもドーム化し、ドームをホームとするチームはこれで3チーム、 つまり試合の半分はドームで行われることになります。 単に話題性や一部のヒーローだけでなく、 試合内容の面白さでもセを席捲して欲しいものです。

  1. オリックス
  2. 日本ハム
  3. 近鉄
  4. 西武
  5. 福岡ダイエー
  6. 千葉ロッテ

1位はまたまたオリックス。でも実は今年は危ないかも、と密かに思ってます。 結局バランスがいいだけなので、他のところが勢いつけられると脆いかも知れません。 かと言って戦力的に他のチームに負けるとも思えないんですけどね。 昨年と違って結構接戦にもつれ込みそうな気がします。

2位は日ハムを挙げました。 上田監督と選手達との間の溝は埋まったのか? とかいう問題を吹き飛ばしてしまった感のある落合の移籍は、 果たして吉とでるか凶と出るか。

3位は近鉄。ドームトーナメントを見る限り、 大阪ドームはなぜかホームランがよく出るようです。 ということは中日とは違い、 黒いユニフォームの新生いてまえ打線もその威力を十分に発揮できるでしょう。 ただフロントと選手の間がいまいちしっくり行っていないようなので、 そこが心配ですね。勢いでつっ走れ!

4位は西武。「黄金時代」の見る影もないですが、主力が着々と若返りつつあり、 実は結構戦力が整ってますね。 優勝の可能性、ということで見れば近鉄よりは上のような気がします。 でも予想ではBクラス(笑)。 なんとなく、東尾監督のうちは優勝できないような気がします。 で、変わった途端に優勝する、という第一次長嶋→藤田のパターンですね。 ところで清原の抜けた穴ってどうなったんでしょう?

5位はダイエー。単にロッテを最下位にしたから、というだけの5位です。 あまり好材料ないです。 今年もBクラスならさすがに王監督も休養ですかね?

6位はロッテ。ヒルマンが抜けて、伊良部が抜けて……なんか駄目そう、 って感じですね。広岡GMって結局何だったんだろう……。

てなところですかね。さあ、どれくらい当たるか(外れるか)楽しみですね。


←プロ野球日記へ
←←スポーツの部屋へ
→スポーツ関連リンク
!新着情報

↑↑趣味の館へ

KTR:ktr@bf7.so-net.ne.jp