漫画の部屋

ジャンプの部屋・2012年49号感想

「NARUTO」が取材のため休載。「タカマガハラ」が打ち切りでした。改変期到来、次号から3号連続で新連載です。

ニセコイ

連載1周年記念、表紙＆巻頭カラー。
表紙の大きさはマリー・鶫を差し置いて、千棘と同じくらいの大きさを確保している小野寺さんですが、本誌での扱いは本当に可哀想なことに……。これをかませと言わずして何を言おうか。

トリコ

連続で繰り出す釘パンチを、一度に打ち出す新技・ネイルガン。ペガサス流星拳に対する彗星拳みたいなもんでしょうか。
小松も出場することになったクッキングフェスティバル開幕。「黒幕」も裏で動いているようですし、平穏には終わらなさそうですね。

ONE PIECE

サンジのポリシーとは違って、ゾロは女を斬らないわけではない。しかし圧倒的な力の差を見せつけて、心を折る戦い方で、覇気は使わず命までは奪わないようですね。

暗殺教室

京都の町で雇われたスナイパーが、殺せんせーに手入れされるまで……。
八ッ橋で弾を止め、油取り紙で弾を止め、殺し屋相手に七味を渡す。暗殺を避けつつ、ちゃんと先生しているところがいいですね。

べるぜバブ

男鹿＆ヒルダ、東条＆静、出馬＆邦枝、に加えて、神崎＆パー子、古市＆寧々も参戦。
神崎＆パー子は確かにお似合いかも。二葉ちゃん絡みで絡んでいたし。
東邦神姫の3人までも出場しているんだから、姫川も出れば……と思いましたが、姫川には久我山がいて、彼女は学園が違うから出場は無理ですね……。

黒子のバスケ

笠松とのミスマッチを突かれる伊月。
鷹の目を活かしたバックチップ「鷲の鉤爪」を披露。キセキ以外のメンバーも何とか食らいつこうとするところはいいですね。

ハイキュー!!

センターカラー。
潔子さんプッシュのカラー扉絵。扉絵だけかと思いきや、本編の方も潔子さんの魅力爆発の回でした。
2年以上が全員涙しているところがいいですね。普段がいかにそっけないのか。

斉木楠雄のΨ難

先週の丸坊主設定を引きずるのかどうか、注目されていた今週ですが、引きずるのは3ページで終了し、その後は何も無かったことにする、という実にギャグ漫画らしい展開に。

銀魂

前半はバラガキ編のようなBボーイ展開。
そして終盤、急展開で地球滅亡のピンチ。これって、「レベルE」のマクバク族の女王と同じですよね？（男女逆だけど）

家庭教師ヒットマンREBORN!

死ぬ気の告白は、結局うやむやに……。
10代目を継ぐのかどうか、という究極の選択。そして次号はキャラ大集合センターカラー。先週もセンターカラーで、またセンターカラー？今度こそ本当に最終回でしょうか。

めだかボックス

センターカラー。第3回人気投票結果発表。1位・球磨川、2位・阿久根、3位・善吉。
4位以下はコミックスで発表、ということですが、主人公・めだかの転落ぶりが凄いですね。第1回・1位→第2回・2位（1位の球磨川に4倍の票差をつけられて） →第3回・4位以下。
それに比べて、阿久根先輩の急上昇ぶりは凄いですね。第1回・16位以下→第2回・6位→第3回・2位。
本編、言彦対策のまとめをしてくれるのはいいのですが、いい加減「スタイル」とは何物か、の解説もして欲しいんですが。
めだかの母親は「白衣の悪魔」と呼ばれた、苛烈なナース。

SKET DANCE

ルミと椿の微妙な関係。
結局椿も「兄」扱いされて、ルミの下僕に……。

BLEACH

一護の母親(真咲)が滅却師だった、という先週のあてずっぽ予想が当たってしまいました。
しかし両親が死神と滅却師で、内部に虚も飼ってて、さらに完現術まで使えるって、どんだけハイブリッドなんだよ……。
ユーハバッハの言うとおりだとすると、結局一護は自力で「監獄」を破ったということになりますか。だとすると浦原さんのところに駆けつけた影(斬魄刀所持？)は一体誰だったのか？

メカペン先生変形ゼミ

黒田いずま先生のギャグ読み切り。微妙にカラーの扉つき24P。
メカ先生のネガティブ・メソッドとポジティブ先生一津木先生の対比とか、なぜかみんなドーナツ推しとか、妙なこだわりが面白かったです。オチはかなり強引でしたが……。

クロガネ

合宿は終了し、刀条との再戦。
桜花七式、一の太刀・五月雨はカウンター技、二の太刀・陽炎はフェイント→カウンター技だったのに対して、三の太刀・飛花は飛び込み技。ここまででジャンケンの3種類が揃ったことに。

クロス・マネジ

早見先輩 vs. みそらの櫻井を巡る戦い。
しかし、ラクロス部が強くなっていく展開を期待しているのに、なかなかそこに至りませんね……。

烈!!!伊達先パイ

伊達先輩が風邪で寝込んだため、愛さんと片倉で看病することに。
「宮城縛りがいつの間にか別の縛りにッッ!!?」に笑いました。
「伊達アイスエイジ」はなかなか強力ですね。

恋染紅葉

色々あって、衆人環視の中で告白するハメになった翔太。
そしてそれに思わず返事を返してしまった紗奈ちゃん。
次号最終回か？と思いつつも、リボーンが最終回だとすると、次々週が最終回でしょうか。

タカマガハラ

最終回。
イズモの神業は、モモンガだけでなくあらゆる動物を呼び出す「百銃の王」とか、クマソの八咫烏は、闇を掬うだけでなく、光を纏うことも出来るとか、色々と作りこんであった設定があったんだろうなあ、という無念さを感じさせる、とても良い最終回でした。
主人公の神業の秘密が結局良くわからず仕舞いだったのが残念。左だけでなく右でも繰り出せるようになったみたいですが……。
陰陽反転の力に目覚めた幼馴染を守るために戦う、という形になる予定だったんですね。

次号より田畠裕基先生の「HUNGRY JOKER」が開始。元々第7回金未来杯では、「タカマガハラ」と一緒にエントリーしていて、優勝したはずなのに連載開始が遅れていたのですが、「タカマガハラ」と入れ替わりで連載という形に。

51号から平方昌宏先生の「新米婦警キルコさん」開始。平方昌宏先生は近未来杯含めて何度か読み切りを本誌に載せてますが、これまではストーリー漫画が主だったはず。今度のはコメディらしいですが、ということはこれは初見になるのでしょうか？キルコさんと思しき人のイラストが、「保健室の死神」の三途川校長に見えます……。

52号から佐伯俊先生＋附田祐斗先生の「食戟のソーマ」。これは「ジャンプNEXT! 2012 SPRING」に載った作品ですね。料理バトル漫画に、ちょいエロをブレンドした斬新な作品でした。

(2012.11.05)