漫画の部屋

ジャンプの部屋・2011年48号感想

今週から古味直志先生の「ニセコイ」が連載開始。終了作品はありませんでした。

「トリコ」が取材のため休載でした。

「ダブルアーツ」の古味直志先生の新連載。表紙＆巻頭カラー。
基本的に読み切りと設定は同じですが、おとなしめのヒロイン小野寺さんが追加され、さらに思わせぶりな鍵と錠のエピソードが追加されました。
小野寺さんが鍵を持っていましたけど、これはミスリードっぽいですよね。かと言って、あの幼い頃の彼女が千棘だとすると、錠のことを全く忘れてるっぽいのは納得が行きませんし。

「REVERSI」で勝負したい亜城木と「REVERSI」の担当をしてジャンプの看板漫画に育てたい服部さんの思惑が一致し、まさかの「PCP」必勝ジャンプ移籍、「REVERSI」週刊少年ジャンプ新連載、のシャッフルが。
これって「PCP」読者からすると、「続きはジャンプSQで」とか「続きはウルトラジャンプで」って言われたようなもんですよねー。結構複雑。

ギア3＋武装色強化の「ゴムゴムの象銃」をさらに乱打した「ゴムゴムの象銃乱打」まで。とりあえず現時点では最強っぽい。ギア3使うと反動で小さくなる、という2年前にあった弱点は克服されているんでしょうか。
「生物皆!!死んだら骨だけ!!!」「説得力が違うぜ」「恐縮です!!」
のやり取りがいいです。
チョッパー、ランブルボール3つ服用の暴走形態までも支配下に置いたようです。ランブルボールが必要な唯一の変化点ってのがこれなんでしょうか。
次週は取材のため休載。

フルブリンガーの人たちの過去の断片。
最初読んだ時は偶然のくしゃみかと思ってたんですが、ちゃんと読み直したらリルカのくしゃみはワザとだったのか。ぬいぐるみから出す条件？
どうでもいいですが、予告ページでフルブリンガーの人達を「XCusions」と表記されていたりするんですけど、誰もその呼び名覚えてないし、作中でも呼ばれて無いと思う……。

松川に告白されて心を乱した挙句、松川が鏡に触れてしまい、入れ替わり。
あれ？でも大前提として、針栖川と真桜の2人以外に鏡の秘密がバレたら、 2度と出られなくなる（＝鏡の中に1人もいなくなる状態は達成できなくなる）って言ってませんでしたっけ？この状況で松川に説明無しでごまかせるとも思えないし……。

被害者が2人で済まなかった場合の法則が明らかに。おねだりを失敗した人と過ごした時間が長い順に死ぬ、と。
「人一人を殺して」が13人で、「億万長者になりたい」が67人。その比約5倍。「億万長者」で現金輸送船に積んでいたのは4億ジェニーだったらしいので、人一人殺す値段が8000万ジェニー（1ジェニー＝1円換算※）。以前ミルキが、「15人ほど殺るから150億ほど貸してくれ」って言ってたので、ゾルディック家の相場だとだいたい1人＝1億くらいなんでしょうかね（もちろんターゲットの困難さによって変わるんでしょうけど）。
- ジュース1本が150ジェニーだったので大体円と同じと考えていいでしょう。
しかしもしミルキがグリードアイランドを手に入れようとした時にアルカに願ったりしていたら、 2500人単位の死者が出ていたのか。恐ろしい。
アルカの中に潜む、アルカでは無い何か。この存在がポイントなんでしょうか。基本的に家族の前ではおねだりしないのに、キルアの前だけではする、というのも何か関係あるんでしょうかね。
キルアの最愛の人が自分だと信じているイルミの兄バカっぷりに笑いました。

今週は何も終了しませんでしたが、「エニグマ」1本だけですかね。それとも「HUNTER×HUNTER」の終了を見込んでいるのかな。ページ数的には新連載の増ページが無くなれば、休載無しでもぴったり入りそうな気もします。

(2011.11.07)