漫画の部屋

ジャンプの部屋・2008年50号感想

毎回のことですが、土曜発売の後は長く感じますねー。

バクマン。

巻頭カラー。主人公達ではなく新妻エイジがカラーページを消費。
シュージン、結構ちゃんと見吉とちゃんと付き合ってるんですね。サイコーは相変わらず脳内ラブラブで完結しているようです。
担当の服部さんの意見も交えて、3人でネームを修正。実際の担当もこうやって色々な意見を言ってくれるんでしょうね。
赤マル掲載決定。しかし新妻エイジの当て馬として選ばれたかも知れない。いきなりのアンケートで直接対決実現、でしょうか。こうなって来ると、新妻エイジの「一つだけ好きな連載を終わらせる権」の存在が不気味になってきます（まだ認められてはいませんが）。

ONE PIECE

前号で、キャラクター人気投票結果に触れなかったので（ポスター折り返し部分に気づかなかった）、ここであらためて触れたいと思います。
- まずは麦わら海賊団の面々。ルフィ【1位・7065票】＞ゾロ【2位・5645票】＞サンジ【3位・5547票】＞チョッパー【4位・3362票】＞ナミ【6位・1958票】＞ロビン【7位・1944票】＞ブルック【9位・1307票】＞ウソップ【11位・1034票】＞フランキー【13位・715票】、とまあ妥当なところかな。
  フランキーは元敵にしては頑張っている方か。というか「カティ・フラム【100位・3票】」が別集計なんだ。ブルックはウソップを抜いてすっかり仲間ですね。というか、ウソップがトップ10に入れていないのが気になりますが。
  子供から男女まで幅広く票を集めそうなゾロと、主に女性票中心だろうと思われるサンジが、ほぼ同数というのもなかなか面白い結果ですね。
- そんな麦わら海賊団のメンバーに割って入っているのが、エース【5位・2175票】、シャンクス【8位・1736票】、ミホーク【12位・743票】、という「憧れ」クラスの面々だというのも納得の結果です。
- そんな中、10位にすべりこんだのが何とルーキーのトラファルガー・ロー【10位・1188票】。同じくルフィと共闘したキッド【15位・357票】とは意外と差がつきました。これは、キッドが一般人も巻き込む非道な海賊だという前評判と、ローが奴隷になっていた魚人海賊を仲間に引き入れていたりする細かい気配りあたりで差がついたんでしょうか。
- では、9人の億越えルーキーの順番を見てみると、 “死の外科医”ロー【10位・1188票】＞“キャプテン”キッド【15位・357票】＞“怪僧”ウルージ【24位・212票】＞“赤旗”ドレーク【35位・147票】＞“大喰らい”ボニー【36位・140票】＞“海鳴り”アプー【37位・133位】＞“魔術師”ホーキンス【56位・40票】＞“殺戮武人”キラー【100位・3票】、となりました。
  ウルージが意外と人気高いですね。「2億越え」のルフィのライバルとされた、キッド・ロー・ドレーク・ホーキンスの中では、ホーキンスが断トツで人気無いですね。やっぱあの藁人形変化はいまいちだったか（その割に効果無かったし）。
  ところで…私「9人の億越えルーキー」って書いたんですが、上には8人分の名前しかありません……。 “ギャング”カポネ・ベッジが見つけられなかったんですが…… え、マジで1票も入らなかったの？？担当の大西さんにすら1票入っているのに？？
- 続いて王下七武海の中の順位を見てみると、
  鷹の目のミホーク【12位・743票】＞クロコダイル【28位・189票】＞ゲッコー・モリア【44位・105票】＞ドフラミンゴ【46位・98票】＞“黒ひげ”ティーチ【51位・77票】＞バーソロミュー・くま【52位・68票】＞ジンベエ【110位・2票】
  となりました。ジンベエ、まだ名前しか登場してないのに2票入ってますね。くまよりドフラミンゴの方が上なのか…。ボア・ハンコックはさすがに投票時に名前が出てなかったので入ってません。
ここから今週号の感想。恩人の石化を解くか、船で島から出るかの2択を迫られ、一切の迷い無く石化を解く方を選ぶルフィ。男前だなあ。
裸のハンコックを前にしても一切の反応なしのルフィ。まあここで反応するくらいだと、メロメロの実にやられてしまうのでしょうが。
ボア3姉妹の背中に刻まれた印は「天駆ける竜の蹄」。天竜人の奴隷であることを示す紋様でした。ルフィが見たことがある、と思ったのはハチの額のマークと似ていたから。天竜人の紋章を消すための「太陽の紋章」だったとは。ハチ初登場時からあのマークの意味まで考えていたんですかねー。
魚人海賊団「タイヨウの海賊団」を率いることになる冒険家・フィッシャー・タイガー。彼の死後、魚人海賊団はいくつかに分裂し、ジンベエ率いる本隊と、アーロン海賊団のような分派がいくつかできた、ということでしょうか。
ハンコックの悪魔の実は「メロメロの実」で確定。しかし奴隷に余興で口にさせるにはあまりに危険な実ですよね、メロメロの実って。石化だもんなあ。まあ奴隷時代のハンコックは今ほどの魅力は無かったので、それほどの威力は無かったのかも知れませんが。
ハンコックに気に入られ、船を貸してもらえることに。最後のコマのハンコック、頬染めてます。フラグ立ってます。
それはいいけど、船だけ貸されてもルフィ一人じゃ航海できないし、役に立たないですよね。ここはやはり七武海としての役目を果たすのを兼ねて、エースの処刑場経由でシャボンディ諸島へ向かうのが良いかと。ついでに覇気も教えてもらうといいよ。

BLEACH

最終形態「虎牙迅風・大剣(ティグレストーク・エル・サーブル)」で肥大化したジオ＝ヴェガですが、あっさりと砕蜂の弐撃決殺で死亡。表と裏から内臓を狙うってのもありなんだ。
「手の内を悟らせる言葉は吐くな」
いやいやいやいや、あんたが言うな。もしジオ＝ヴェガが、アーロニーロ・アルルエリのような「認識同期」の能力を持っていたら、能力全部バレてますから。
3対1で苦戦する乱菊。そこに火遁・豪火球の術（違う）が助っ人に。こんな能力の持ち主いたっけ？あるいは鬼道の赤火砲か何か？
と思ったけど、もしかして「飛梅」ですかね？病んだ目をしたまま雛森参戦？藍染様を見て我を忘れる姿を脇で見る羽目になりそうな冬獅郎が今から不憫でなりません。

NARUTO

ダンゾウ、綱手体制を実質的に機能不全にした上で、自らが火影になるつもりのようです。
ペインの正体を掴むために必死の木ノ葉たち。うーん、しかしよくわからないですね。あの運び込まれた死体が「ペイン」を構成するんでしょうか。
カカシ、生きてました。万華鏡写輪眼で釘を消してやり過ごしたようです。そしてチョウジを救うために最後のチャクラを消費。そもそも1発ミサイルを消しただけで救えたのかどうかもわかりませんが、これで本当に最後なんでしょうか。
次号は取材のため休載のようです。

トリコ

GTロボの操縦者は何人か面が割れているのがいるようですね。「ベイ」というのが今回の操縦者のようですが、洞窟の砂浜にいた奴ほどの脅威を、トリコは感じていないのでしょうか。
ノッキングも効かない所長。「そこじゃない」って、人体の構造まで変えちゃっているんでしょうか。
バトルウルフ対デビル大蛇は、バトルウルフの圧勝。しかし最後の力を振り絞ったバトルウルフにGTロボのレーザーが炸裂。次週のトリコの爆発に期待したいですね。

銀魂

柳生九兵衛ちゃんのお誕生日会、の巻。
柳生四天王、すっかり東城以外出てこなくなってしまいましたが、今回はかなりいいところを見せたんじゃないでしょうか。

家庭教師ヒットマンREBORN!

幻覚の炎は「死ぬ気の零地点突破・初代エディション」で凍らせ、 X BURNERで幻騎士を粉砕。
もうここまでやられたら幻騎士いいと思うんですが、一応まだ逃亡したようです。白蘭に瞬殺されるか？

アイシールド21

表紙。
吹き出し無しのサイレントで、優勝後の日常を描写。
日本代表を組んで世界戦開始。稲垣先生の米スタジオnote(2008/11/1のエントリ)によると、「もう少しだけ続くのじゃ」ということのようですが。
次号巻頭カラーのようですが、表紙と巻頭カラーが1週ズレたのは、何かスケジュール調整ミスがあったんでしょうか？

いぬまるだしっ

オープニングのバクマン。ネタが良かったです。
中でも天丼で使ってましたね。しかし「ぼくが嫌いなマンガを一つ終わらせる権限をください」に対して「なに妻エイジだよ」はスゴいツッコミだと思った。

ぬらりひょんの孫

「恨めば恨むほど強くなる」犬神ですが、恨みが畏れに変わってしまい失敗。玉章によって消滅させられてしまいます。
狸だけあって、木ノ葉に変化させるんですね。
清継くん、やはり期待を裏切らないですね。生徒会長になるんでしょうか。
ぬらりひょん総大将は、単身四国へ。主不在で、何か異変が起きているんでしょうか。

劇団！インプロビゼーション

「ぼくのわたしの勇者学」の麻生周一先生の読み切り。
「キミの読欲を満たす秋の読み切り3連弾！」第1弾、とのことですが、次号の読み切りはセンターカラー49Pらしいのに、これはカラーも無く19P…という扱い。
新説・桃太郎、を4人しかいない演劇部がやる話。
4人しかいない、と言いつつ1人モブで使っているのは贅沢過ぎるだろ。
同じようなネタは「SKET DANCE」でもやってたし、その気になれば「勇者学」の枠の中でもできそうな話ではありました。あまりこのネタで連載を狙っている、ということは無さそうですね。

SKET DANCE

ドジッ娘熱血おねえさん・美空レミが新しく副担任に。
ドジッ娘ねえさんの人格を入れ替えて遊ぼう、という趣旨。色々変わっても、ドジだけは直らない、というのがいいですね。
「その『冷静』と『情熱』の間のヤツを飲ませてはどうだろう」
「お前それ言いてえだけだろ!!」
のツッコミは良かった。

HUNTER×HUNTER

10週連続掲載、第6回。もう半分越えたのか…。
シャウアプフの「モラウの判断ミス」の理由は、やはり「核」となる本体は、ナノサイズまで分解できず、監獄ロックの中に閉じ込められていたら出られなかったから、でした。しかしそんなのあの状態のモラウには判断できませんよねー。
結果として、ナックルを救うことができたので結果オーライだったと。あの阿吽の呼吸は、ちゃんと事前に打ち合わせがあったからなんですね。
ウェルフィン、ビゼフ一行を尾行しているんですね。相変わらず慎重過ぎて何もできない奴だ…。
「東塔兵隊蟻用控え室に1名!!数日前に捕らえた人間!!」
うわ、もしかしてパーム？捕まって死ぬこともできなかったのか…。
「あと変なトンガリ頭のデブ」ってのが最初誰のことだかわからなかったんですが、ポットクリンのことか。
メレオロン＆キルアは、「神の不在証明」を発動していたのでプフの「蝿の王」にも見つからずにやり過ごせたようです。
シュートを連れ去ったのはどうやらノヴ先生の模様。ちゃんと裏でサポートしているんですね。
ゴンとピトーの元に、プフ参戦。プフはコムギなんかどうでもいい派（むしろ王のためにならないから殺しちゃおうか派）なので、ピトーの行動は理解できないかもしれませんね。