漫画の部屋

ジャンプの部屋・2004年8号感想

荒木飛呂彦先生の「スティール・ボール・ラン」が新連載。

「テニスの王子様」「HUNTER×HUNTER」が取材のため休載。

スティール・ボール・ラン

表紙＆巻頭カラー53P、荒木飛呂彦先生、待望の新連載。
うわー、やっぱり濃いなあ、この絵。荒木飛呂彦が帰ってきた、って感じですね。
ジョジョ第7部なのかどうか？というのが論点の元だったのですが、答えは「パラレルワールド」ということで、ある意味6部の最後を引き継いでいるわけですな。
いきなりネイティブ・アメリカンの「砂男」登場。こいつが一番ジョースターっぽいですね。でも主人公じゃないんだよね。
ウルムド・アブドゥルはモハメド・アブドゥルの祖先でしょうか。
そしてディエゴ・ブランドー。こちらは人間を止めずに真っ当なジョッキーに育ったようです。
「スピードワゴン石油会社」。第1部のR.E.O.スピードワゴンはまだ1890年の時点ではアメリカに渡っていなかったはず。まあ、ここら辺は名前だけ同じのを使ったサービスってところでしょうか。
そしてようやく主人公らしいジャイロ・ツェペリ登場。イカれてます。よりによって口癖が「ニョホ」かよ。ラッシュするときは「ニョホニョホニョホニョホニョホ」だったら嫌過ぎ。
くっつけている能力は波紋ですかね？
超能力は出てくるにしても限定的にして欲しいなあ。「何でもアリ」になっちゃうと面白さが半減するので。
とにかくどう転がるのか予想できない分も含めて、期待しています。
それにしても毎号31P連載って凄過ぎ。

ONE PIECE

デービーバックファイト。海賊達のゲームだそうです。
やっかいな連中だなあ。＜逃げて生き恥さらすくらいなら…。でも海賊ってこういう連中が多いとすると、確かにデービーバックファイトに特化して強い海賊、ってのもそれなりに効率がいいかも。フォクシー海賊団はそういう海賊なんでしょうな。
「引き渡された者は速やかに敵船の船長に忠誠を誓うものとする」
「キバガエル海賊団」の引き抜かれた連中見ると、船長もいますよね。つまり船長自身も引渡しの要員として指定可能なんですよね。もし全部の仲間を引き抜かれても、最後の勝負に一勝して、それで相手の船長を引き抜いたら、引き抜かれた連中もみんなまとめてついてくる、なんてことはないでしょうか？さすがにそれは裏技過ぎか…。
最初のレース、ロビンは能力者なので、船が沈んだらアウトですね。

DEATH NOTE

月は取引を受けませんでした。将来、月が追い詰められた時に取引する可能性はありますけどね。
デスノートの力を確かめる月。ゲーム感覚でやっちゃうところがなんとも薄ら寒くなりますね。
凶悪犯を使って尾行者の名前を知ろうとする月。「月の後ろをつけている人間を襲って逆に殺される」、とかするのかな。それで新聞に襲われた人の名前が出る、と。 FBIならそれくらい名前を伏せるとか簡単にできるか。