漫画の部屋

ジャンプの部屋・2003年19号感想

今週から蔵人健吾先生の「★SANTA★」が連載開始。そして意外なことにあの作品が…。

「HUNTER×HUNTER」が予定通りの休載でした。

★SANTA★

表紙＆巻頭カラー。蔵人健吾先生の新連載。
本誌初掲載は1998年41号の「世界平和と僕－バイトでGO－」で、 HUNTER×HUNTERの代原として載った模様。最初はギャグを描いてたみたいですね。
1話目としては、伏線も適度に張ってまとまってるとは思いますが、いかんせんワンピの第1話を強烈に思い出してしまって…。「GUN BLAZE WEST」の時も思いましたが、やっぱシャンクスは強烈過ぎたなあ。
魔界の口からただ強力な武器が出てくるだけだと、すぐネタ切れそう。なにか意表を突く使い方とか、何らかの副作用とか、あるといいなあ。
伝説の勇者のアララギケイスケってのは、生きてるんですかね？ 10週打ち切りコースだとラスボスになってる、ってのがありがちなんですが。

ONE PIECE

以前「三十六煩悩砲」が出た時、「普通煩悩の数って108だよなあ」とは思っていたんですが、伏線だったんですな。三刀流で百八になるのか。
しかし「飛ぶ斬撃」はかなり反則気味だと思う。ウソップの存在価値が…。
これで、ゾロ・ワイパー・うわばみ・ホーリー、だけが残ったわけか。

テニスの王子様

この試合はダブルスですか？シングルス×2にしか見えないんですが。狭いアレイで打ち合うってなんだよ。
「つばめ返し」って、構えですぐにわかっちゃうようなものなんですか？以前、リョーマが手塚の「零式ドロップ」を真似した時に、乾が「構えですぐバレる。実戦じゃ使えないね」とか言われてたような記憶が。
次週は取材のため休載だそうです。

NARUTO

「胸の脂肪に邪魔されて解剖刀が届ききってなかったのか…？」
えー！ヤケに胸を強調してると思ったら、そういう伏線だったのー？(笑)

アイシールド21

鉄馬は、王城の大田原を越えるバカだった模様。
王城は桜庭いないんですよね。でも桜庭が戻ってきてもあまり戦力になるとは思えないところが哀しい…。
ハァハァ三兄弟が、一応やる気になってるのがいい感じ。
しかし戸叶の読んでる漫画、なんと「拳闘王ゴッドフェニックス純平」じゃないですか！しかも2巻！(笑) おいしすぎるっス～！いや、マジに出てたら私が欲しいくらいですよ（昔ホントにあった読み切りは「順平」ですが）。小島茂之の単行本出ないかなあ。
「早撃ちキッド」なるほど。ヒル魔のライバルになるわけね。
ああ、こういうコースを覚えるのは得意そうだな＞雪光ハゲ先輩。でもそれを実現できる足とキャッチング技術が問題だけど。

闇神コウ～暗闇にドッキリ！～

このタイトル、ホント覚えにくいな。サブタイトルのインパクトが強すぎ。
「っていうより、あれに引っかかったのかー！？」はちょっと笑った。
次号予告「路蔭の私生活を大公開!!」いらねー！

ヒカルの碁

塔矢行洋先生も結構アキラの実力を買ってるんですね。っていうか、親バカ？
ヒカルの好手の中にsaiを髣髴とさせるような手が出るんでしょうか。

BLEACH

ガンジュも結構いいとこありますな。
隊長勢揃い。かなり無理無理なデザインの奴もいますが(笑)。以前十一番隊隊長・更木剣八（右手前のとげ頭の人ね）ってのが出てきたので、最低でも十一番隊まではあることが確定していたわけですが、隊長の人数を数える限り十一番隊までのようですね。

いちご100%

第5の女・美鈴登場？と思ったらどうやら外村と知り合いの様子。ま、まさか、彼女なのか？
しかし外村って何気においしいポジションだよなー。

ボボボーボ・ボーボボ

遊戯召喚はちょっと意表を突かれた。高橋先生が本当に描いたんだね。
画力の差をネタする、ってのは体を張ったギャグだなあ。

Ultra Red

渡辺さん、頑張るなあ。でも勝てそうな気が全然しない。
主人公不在で盛り上がってますが、いいのか？

Mr.FULLSWING

うわー、何でもアリだな、この漫画(笑)。

シャーマンキング

ファウストがいいなあ。
そもそも「巫力」「霊力」「オーバーソウル」あたりのルールがいまいち明確にわかっていないので、どんな「カラクリ」があるのか推理する気にならんのよねー。答を提示されても「ふーん、そういうもんなの」で済んじゃいそう。

遊☆戯☆王

まだ続くのか、大怪獣バトル。
明確なルールがない分、カードバトルより辛いかも。延々と見せられてもなあ。
セトが助けに来るってのはちょっと意外だった。

ストーンオーシャン

……え？
いきなりの最終回。いろんな意味で意表を突かれてちょっと呆然。
改変期は先々週で終わった、と思っていたんですが、なんでここで…？別に新連載の予定もないし、しかも来週もまだ休む漫画あるし、単純に掲載本数が足りなくなるような。
結局「ウェザー・リポート」は最強だった、ということで。
神父の時の加速が「なかったことになる」のはともかくとして、最初の人生で犯した罪もなくなるってのは。完全に別人だよなあ。
あのナンチャッテ徐倫とかとアイリーンは共存しているんでしょうか？それともまた別の世界？
本当に主人公不在のままで終わるとは思わなかった。エンポリオは別にジョースター家と関係ないしな。ある意味伝説。
アナスイあらためアナキスは本懐を遂げられそうでよかったね。
しかしエピローグだけに3週費やした5部と比べるまでもなく、なんかあっさりとした最終回でしたね。 6部の最終回としてはよく出来ていると思いますが、足掛け16年(!)に渡って連載した漫画の最終回にしては、ちょっと寂しいかな。
おそらく、コミックスでの書き足しってのもなさそうだな。荒木先生そういうのやらなさそうだし。
でもその気になればエピローグは7ページで足りる、というのは新たな発見だった。今後の新人打ち切り漫画家(笑)たちにも是非参考にして欲しいものです。
せっかく結婚申し込むところまでいったアイリーンとアナキスだったが、ウェザーの登場で一転、ドロドロした昼メロ的展開に……とかいう想像は野暮ですか？
次回作「スティール・ボール・ラン」はジャンプに載るんでしょうか？個人的にはもうスタンドバトルじゃない方がいいな。

やっぱりBJ読み忘れた。4日遅れでも読めたからいいけど。

(2003.04.07)

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